卵巣癌とは
卵巣癌は、初期に発見するのが難しい癌です。卵巣癌は一般に初期にはほとんど自覚症状がありません。卵巣癌は多くの場合、発見されるまでには、広がっているといわれています。圧迫、痛み、その他の症状をもたらすまでに、癌が進行していることが多いということになります。卵巣癌は、症状が出ていても非常にぼんやりとしているため、見過ごされることがあります。
卵巣癌は、幼児から高齢者まであらゆる年代にみられる癌です。日本では、1万人に2~3人の割合で発見されるといわれています。ですから、それほど発生頻度の高い癌ではありません。しかし、卵巣は腹腔内の臓器であり、子宮癌や乳癌のように、手軽に検診をおこなうことはできません。
卵巣癌の発症年齢は、40~50才代がもっとも多いですが、幅広い年代にみられます。卵巣癌の初期症状ほとんどなく進行して癌が大きくなると、おなかがはったり、下腹部にしこりや圧迫感を感じたり、頻尿や便秘がおこりやすくなります。
卵巣癌の危険因子として、初経が早い、閉経が遅い、妊娠回数が少ない、出産経験がないなどがあげられています。卵巣癌は、遺伝的な要因もあります。家系に卵巣癌や乳癌の人がいるとリスクが高くなります。
卵巣癌の症状
卵巣癌の症状は、腫瘍が発育すると、お腹がはってふくれた感じや、下腹部の不快感が出現してきます。食欲低下や少量の食事をとっただけでも満腹感を感じたりします。その他、げっぷ、消化不良、吐き気、体重減少がでてきます。大きな腫瘍になると近傍の臓器である腸や膀胱を圧迫し、下痢、便秘、頻尿感がでてきます。腟からの出血は卵巣癌の症状としては稀です。
卵巣癌の治療
卵巣癌の主な治療法は、手術療法と抗癌剤を主体とした薬物療法になります。卵巣癌の手術では、癌を摘出することはもちろんですが、卵巣や子宮に転移していることがあるので、同時にこれらの臓器も摘出します。また、卵巣癌は、腹部の奥深いリンパ節にも転移することがあるので、これらも摘出する傾向にあります。ただし、年齢が若く、妊娠を希望する人では、子宮や反対側の卵巣を残す場合もあります。抗癌剤は、癌細胞を殺すと同時に、健康な細胞も殺してしまうため副作用も少なくありません。なかでも、白血球の減少は、感染症に対する抵抗力を弱め、ときに重大な副作用を招く場合もあります。このことから、従来は、抗癌剤の投与量を、ある程度制限しなければなりませんでした。しかし、白血球をふやす薬が開発されたので、今後の抗癌剤の効果に期待されています。
※卵巣癌の情報に関する注意:卵巣癌の情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は各個人により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。
※喉頭癌の原因の大半は喫煙です。しかも、ヘビースモーカーが多いのが特徴です。声門癌では、初期から声がかすれるという症状がでます。声門上癌では初期症状はありません。進行すると異物感があったり、せきやたん、いたみがでてきます。