肝臓癌

肝臓癌とは

肝臓癌のイメージ

肝臓癌には、肝細胞に発生する肝細胞癌と、肝臓内にある胆管に発生する肝内胆管癌があります。肝臓癌の約90%は肝細胞癌です。また、はじめから、肝臓にできる原発性肝癌と胃癌や大腸癌から転移した、転移性肝癌があります。一般的に転移性肝癌は治療がむずかしく、生命にかかわることも少なくありません。

関西圏では、他の地方に比べ、肝炎の罹患率が高率なため、肝臓癌による死亡率が非常に高くなっています。大阪府では人口10万人あたり100名以上の方が、肝臓癌がもとで亡くなられています。これは全国平均の3倍以上です。

肝臓癌が原因で死亡される人は、癌による全死亡者のうち、男性で14.3%(第3位)、女性で8.6%(第4位)を占めています。1995年の時点では人口10万人あたり37.4人が肝臓癌が原因で死亡されています。その割合は30年前に比べ、約3倍に増加しています。肝臓癌は、今後も増加していくことが予想されています。

 

肝臓癌の治療

肝臓癌の治療法を選ぶ際に、もっとも大切なことが肝機能の状態です。肝機能が低下していると、治療法の選択肢が少なくなります。現段階で残っている肝機能と、癌の進行度、癌の大きさなどによって、切除術か、それ以外の治療を行うかが決定されます。日本人の肝臓癌は、肝炎ウイルスが深く関係している場合が多くあります。

とくに、C型肝炎ウイルスが原因の約80%を占めています。C型肝炎に感染した人が慢性肝炎にいたり、肝硬変に進行すると、10~20年で肝臓癌を発症する危険性がとても高くなります。もちろん、C型肝炎のすべてに癌が発生するわけではありません。しかし、早期発見につながりますので、定期的に検査を継続していくようにします。

肝臓癌の検査は通常、超音波検査やCTを行い、これらで何らかの異常所見が疑われれば、つぎのステップとしてMRIや血管造影を行います。最近では、血管造影とCTを組合せた血管造影下CTや、造影剤を用いた超音波検査が広まりつつあります。

肝臓癌の症状

一般に肝臓は、沈黙の臓器といわれています。肝臓は、かなり具合が悪くなってもほとんど症状が出ない臓器です。これは、かなり病気が進んだ状態まで元気でいられるという利点がありますが、病気が進行するまでわからないという怖さがあります。黄疸や腹水というのは末期の症状です。黄疸や腹水という症状がでてからでは完全に手遅れです。したがって、治るような状態で発見されるような肝臓癌は、自覚できるような症状はないものと考えた方が無難です。

肝臓癌診断としては、血液検査による肝臓癌の腫瘍マーカーの測定の他に、超音波検査(エコー)、CT、MRI、血管造影などがあります。超音波検査(エコー)、CT、MRI、血管造影などいずれもハイテクノロジーを利用した検査機器です。現在では約1cm程度の癌であれば十分発見できるようになってきています。

※肝臓癌の情報に関する注意:肝臓癌の情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は各個人により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。

喉頭癌の原因の大半は喫煙です。しかも、ヘビースモーカーが多いのが特徴です。声門癌では、初期から声がかすれるという症状がでます。声門上癌では初期症状はありません。進行すると異物感があったり、せきやたん、いたみがでてきます。