胃癌とは
胃癌は、全体の癌人口が増える中、減少傾向にあります。胃癌による死亡率も下がってきています。胃癌にかかっても、検診の普及や診断法、治療技術の進歩によって、早期に発見し治療すれば治る率が高くなっているからです。
胃癌の約半数は、痛みや胃の不快感など、何らかの症状がきっかけで発見されています。しかし、残りの人には特に自覚症状はありません。ですから、胃癌を早期に発見するためには、症状の有無に関わらず、1年に1度は、胃の検査を受けることが大切です。
胃癌の症状
胃癌は、癌がかなり進行しても全く症状がない場合も多くみられます。しかし、治療を受けている方の50%が早期の胃癌で、そのうち50%は何らかの症状がきっかけで検査を受けています。早期の胃癌の多くは病変の中に潰瘍ができるます。このための痛み、出血、胃部不快感などが検査を受けるきっかけになります。胃の痛み、出血、胃部不快感の症状は胃潰瘍の症状です。進行した胃癌の症状は、痛みというより食事が通らない、胃が重い、体重が減る、食べ物がつかえるといったものです。
その他、胃癌の症状には吐血や下血があります。下血は、鮮紅色の場合と、墨のような真っ黒な色のタール便・黒色便のことがあります。鮮紅色の場合には、肛門に近いところの出血が考えられます。胃からの出血などのように肛門から距離のあるところからの出血は、後者のような黒い墨のような便になります。
胃癌の治療
胃癌の治療は、治療の原則は確実に癌部を採り切ることです。胃癌は、外科手術の進歩で、進行癌でも手術後の生存率が向上しています。早期癌では、お腹の傷が小さく、手術後の痛みも軽い、腹腔鏡を使った手術も発達してきました。
さらに、浅く小さな癌では、お腹を切らずに内視鏡を使った治療も可能です。胃癌は、治療法が進歩したとはいっても、放置すると肝臓に転移しやすく、癌細胞がお腹中にまき散ることもあります。残念ながら、今でも抗癌剤では、確実に有効な薬がないのが現状です。
※胃癌の情報に関する注意:胃癌の情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は各個人により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。
※前立腺癌は高齢者になるほど患者数が増えている。前立腺癌の検査は、血液検査(PSA検査)だけという簡単なもの。50歳を過ぎたらPSA検査をうけてみてはどうだろう。