食道癌とは
食道癌は、60才以上の男性に多く発生します。食道は、のどと胃をつなぐ管です。この粘膜にできる癌が食道癌です。食道の粘膜はうすく、深部に進行すると、気管支や心臓、大動脈といった重要な部位に影響するため、治療がむずかしくなります。
食道のすぐわきに声を調節している神経があり、これが癌で壊されると声がかすれます。声に変化があると耳鼻咽喉科を受診する場合が多いのですが、喉頭そのものには腫瘍や炎症はないとして見すごされることもあります。声帯の動きだけが悪い時は、食道癌も疑って食道の内視鏡、レントゲン検査をするようにします。
食道癌は、とくに60代、70代の男性に多くみられます。食道癌は、長年にわたって、たばこやお酒を好んで飲んでいたり、辛いものなどをよく食べるひとに、多くみられるといわれています。食道癌は進行が早く、まわりの臓器やリンパ節への転移もおこります。
食道癌の症状
食道癌の症状は、食べ物を飲み込んだ時に胸の奥がチクチク痛んだり、熱いものを飲み込んだ時にしみるように感じるといった症状が食道癌の初期のころにあらわれます。しかし、食べ物を飲み込んだ時に胸の奥がチクチク痛んだり、熱いものを飲み込んだ時にしみるように感じるといった症状は、食道癌の初期のころに認められるもので、徐所にこのような感覚を感じなくなります。症状がなくなるので気にしなくなり、放っておかれてしまうことも少なくないようです。食道癌の早期発見のために注意してほしい症状です。
食道癌が大きくなると、食道の内側が狭くなり、食べ物がつかえて気がつくことになります。とくに、まる飲みしやすい食物を食べた時、あるいはよくかまずに食べた時に突然生ずることが多い症状です。また、胸の中の食道が狭いのにもっと上ののどがつかえるように感じることがあります。のどの検査で異常が見つからない時は食道も検査するようにします。
食道癌がさらに大きくなると、食道を塞いで水も通らなくなり、唾液も飲み込めずにもどすようになります。一般に進行した食道癌で、よくみられる症状ですが、食べ物がつかえると食事量が減り、低栄養となり体重が減少します。3ヶ月間に5~6kgの体重が減少したら注意するようにします。食道癌が、かなり進行して気管、気管支、肺へおよぶと、むせるような咳が出たり血のまじった痰が出るようになります。
食道癌の治療
食道癌の治療は早期であれば、内視鏡による粘膜切除術が可能です。内視鏡治療ができない場合は、開胸による外科手術がおこなわれます。しかし、これは、とてもむずかしい手術になるといわれてています。食道の大部分を切除して、胃をつりあげて、つなぎあわせます。
※食道癌の情報に関する注意:食道癌の情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は各個人により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。
※前立腺癌は高齢者になるほど患者数が増えている。前立腺癌の検査は、血液検査(PSA検査)だけという簡単なもの。50歳を過ぎたらPSA検査をうけてみてはどうだろう。