膀胱癌

膀胱癌とは

膀胱癌のイメージ

膀胱癌は、泌尿器系の癌の中では、もっとも多い癌です。膀胱癌は、癌全体からみればごくわずかですが、30才~40才の男性に多くみられる癌です。膀胱癌の危険因子は喫煙です。喫煙者は、吸わない人の2~3倍膀胱癌のリスクがあるといわれています。

膀胱癌は、男性のほうが女性より膀胱癌罹患率が高く、女性の約4倍です。膀胱癌、腎盂癌、尿管癌といった尿路癌の中で、膀胱癌がもっとも死亡数が多く、70%以上を占めます。り患数でも膀胱癌がもっとも多く、尿路癌全体の約50%を占めます。

年齢別にみた膀胱癌のり患率は、男女とも60歳以降で増加しています。膀胱癌の確立された危険因子は喫煙です。男性の50%以上、女性の約30%の膀胱癌は、喫煙のために発生するとの試算があります。

 

膀胱癌の症状

膀胱癌の症状は、ある日突然血尿があることです。痛みはとくにありません。血尿は2~3日ででなくなりますが、またしばらくするとでるといったように、繰り返します。膀胱癌は早期であれば、膀胱を残す治療ができます。膀胱内に抗癌剤を注入する方法や、内視鏡による、癌の切除ですみます。進行すると、膀胱を手術で摘出します。膀胱の摘出後は、下腹部の皮膚に排尿口(ストーマ)をあけて、採尿袋を装着します。

血尿

膀胱癌の症状として、もっとも多く認められる症状は血尿です。膀胱癌の症状は、ある日突然血尿があることです。膀胱炎と違って、痛みはともないません。数日経過すると突然血尿が止まってしまう場合がありますが、心配ないということは決してありません。しかし、血尿があるからといって、必ずしも膀胱癌をはじめとする尿路系の癌があるとも限りません。

排尿時痛

膀胱癌の初期症状が、排尿時痛や下腹部の痛みであらわれる場合があります。排尿時痛や下腹部の痛みは、膀胱炎ととても似ていますが、抗生剤を服用してもなかなか治らないことが特徴です。

背中の痛み

背中の痛みが、膀胱癌の初期症状になることはまれですが、膀胱癌がひろがり、尿管口を閉塞することによって、腎臓がつくり出した尿が膀胱まで流れず、尿管、腎盂が拡張してくることがあります。これを水腎症と呼び、背中の鈍痛を感じることがあります。

膀胱癌の治療

膀胱癌は早期であれば、膀胱を残す治療ができます。膀胱内に抗癌剤を注入する方法や、内視鏡による、癌の切除ですみます。進行すると、膀胱を手術で摘出します。膀胱の摘出後は、下腹部の皮膚に排尿口(ストーマ)をあけて、採尿袋を装着します。

膀胱癌の外科療法

膀胱癌の外科療法は、大きく分けて2つの方法があります。ひとつは、腰椎麻酔を行って膀胱鏡で腫瘍を観察しながら癌を電気メスで切除する方法、もうひとつは、全身麻酔下に膀胱を摘出する方法です。

膀胱癌の放射線療法

膀胱癌で、放射線治療がおこなわれるものは、基本的に浸潤性の膀胱癌です。膀胱の摘出手術では、尿路変更が必要となります。このため、あえて放射線治療や、放射線治療に化学療法をあわせて治療し、膀胱を温存することもあります。

膀胱癌の化学療法

膀胱癌で、転移のある進行した癌の場合は、化学療法の対象になります。抗癌剤の治療中は、副作用として、吐き気、食欲不振、白血球減少、血小板減少、貧血、口内炎などがおきることがあります。また、転移がない膀胱癌でも、筋層以上に浸潤している時には、再発や、遠隔転移の予防に化学療法を追加する場合があります。

※膀胱癌の情報に関する注意:膀胱癌の情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は各個人により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。

大腸癌は最近になって急増。この10年で2倍となっている。大腸癌の症状で、もっとも多いのは血便で、他の症状として便が細くなる、下痢、便秘、腹痛、貧血症状といったものがある。