癌の定期健診が大きな柱
癌の怖いところは、初期には、ほとんど自覚症状がないことです。ふつうの病気であれば、発熱や痛みなどの症状があらわれてきます。しかし、癌は、発生しても、まったく症状があらわれないことが多いのです。
はっきりした症状があらわれたときは、すでに手遅れといった状態もすくなくありません。そのため、癌は、発生からの時間により、治りやすい早期、治りにくい中期、ほとんど治らない末期にわけられます。
癌には、治療はもちろん、予防と早期発見が大切です。今は、早期発見すれば、かなりの率で治ります。再発もしないというところまできています。癌の発見が早ければ早いほど、治る確率が高くなります。ですから、癌の予防には、日常生活での注意と、癌の早期発見のための定期健診の2つが大きな柱になります。そして、日常生活での注意点の中心となるのが、食生活と嗜好品と運動の3つになります。
主な癌の症状
- 大腸癌の症状
大腸癌の症状で、もっとも多いのは血便です。他の症状として便が細くなる、下痢、便秘、腹痛、貧血症状といったものがあります。大腸癌は、一般的に初期は無症状であり、こうした症状が出ている場合はすでに進行していることが多いようです。ただし、他の病気でこれらの症状がでることもありますのですぐに大腸癌とは断定できません。
- 胃癌の症状
胃癌は、癌がかなり進行しても全く症状がない場合も多くみられます。しかし、治療を受けている方の50%が早期の胃癌で、そのうち50%は何らかの症状がきっかけで検査を受けています。早期の胃癌の多くは病変の中に潰瘍ができるます。このための痛み、出血、胃部不快感などが検査を受けるきっかけになります。
- 乳癌の症状
乳癌の症状は、しこりができることで、発見されることが多いようです。しこりは、一般的には痛まないことが多いので、大きくなってから気がつくこともよくあります。乳房のしこりがわかったら、早めの検診が必要です。乳房のしこり以外の症状では、さまざまな乳房の変化が見られます。乳頭や乳輪がただれたり、かさぶたができたり、分泌物が出たり、乳頭が、癌のある方向を向いたりします。また、しこりをつまむと、その真上にえくぼのようなへこみができることもあります。良性の腫瘍の場合は、このえくぼはできません。進行して広がってくると、乳房の表面が赤く腫れてきます。さらにリンパ節に転移すると、リンパ節が腫れてきます。
※子宮癌は女性における発生頻度は胃癌に次いで2番目に多い癌だが死亡率は、年々減少してきている。これは集団検診や子宮癌検診で早期に発見される機会が増えたことによる。
その他の癌
癌の症状をはじめ、治療法、原因などをわかりやすくまとめています。